トイレリフォームをした後から匂いが?その原因や対処法について紹介!

自宅のリフォームの中で、水回りは特に人気です。

その中でもトイレリフォームの人気は高く、浴室やキッチンを凌ぐほどです。しかしせっかくキレイにリフォームをしたはずなのに、トイレから悪臭がするというケースがあります。

トイレが新しくなって嬉しいはずなのに、嫌な匂いがしてはその喜びも半減してしまいます。そこで今回は、トイレリフォームをした後から匂いがするようになる原因や対処法について紹介します。

トイレリフォーム後に嫌な匂いがするのは床排水式が大半

トイレリフォームをして間もなく、トイレから嫌な匂いがするというケースは珍しいことではありません。その主な原因は、工事ミスや排水管に汚物が残っていることなどが挙げられます。そもそもトイレの排水方式としては、床に排水口がありそこから汚水が流れる床排水式と便器の後ろに排水口が有ってそこから汚水が流れる床上排水(壁排水)式の2種類があります。

そして、トイレリフォーム後に嫌な匂いがするようになるのは床排水式のトイレが大半を占めます。トイレの後ろ側の壁から床の排水管の中心までの長さのことを排水芯と言いますが、設置するトイレを選ぶ際はこの排水芯がとても重要になります。

基本的に排水芯が200mmの場合は200mm排水芯に適合したトイレ、250mm以上560mm以下であれば可変配管を使っているリフォームタイプのトイレを選択します。

また、200mm排水芯に適合したトイレと250mm以上のリフォームタイプのトイレでは便器と排水管を繋げる方法に違いがあります。

排水芯が200mmの場合

排水芯が200mmのトイレであれば、本来の工事の手順は次のようになります。まず排水管を床面で切り、接着剤を塗った排水ソケットをその排水管へ真っすぐ差し込みます。そして、排水ソケットに便器側の排水口を真っすぐ差し込んでからトイレを設置します。

しかし、工事ミスや手抜き工事でこの手順をきちんと踏んでいないと悪臭を放つことがよくあります。例えば、床側の排水管と排水ソケットを繋ぐときに接着剤を塗らなかったり真っすぐ差し込まなかったために、排水管と排水ソケットの間にすき間が出来てそこから匂いが漏れるケースです。

または、排水ソケットを差し込むときに排水管を押し下げてしまったために排水管の傾斜が狂い、排水管の中に便が溜まって匂いが発生するケースもあります。もしくは、排水ソケットと便器側の排水口を繋げる時にソケットを真っすぐに差し込まなかったためにすき間が出来てそこから匂いが漏れるケースです。

排水芯が250mm以上560mm以下の場合

リフォームタイプのトイレでも工事ミスや手抜き工事によって匂いが発生することは多々ありますが、200mmとは使用する資材が違うために工事手順も違います。まずは可変配管に粘土状のパテを付け、フランジ(管などの端に付いているつばのこと)を取り付けた床側の排水口と接続します。

その後で、可変配管と便器側の排水口を真っすぐに繋げてから便器を取り付けます。その際、劣化などによって変形したり割れたりしたフランジを交換せずにリフォームの時にそのまま再利用してしまうと、匂いが漏れることがあります。

もしくは、可変配管と排水口を真っすぐに取り付けなかったために隙間が出来てそこから匂いが漏れるケースもあります。他にはフランジと可変配管を繋げるときにパテを塗り忘れたり、可変配管と便器側の排水口を繋げるときに斜めに差し込んだりしてすき間が発生することで匂いが漏れ出します。

排水管の中に汚物が溜まる

トイレの排水管には、わずかに傾斜が付けられています。そして、その傾斜によって汚物が流れていきます。しかし、何らかの原因で傾斜角度が狂ってしまうと排水管の中の汚物の流れが悪くなってしまうのですが、旧型のトイレの場合は1回当たりの水の使用量が多いので詰まらずに流れていくことが多いです。

トイレが詰まらないので傾斜角度が狂ったことにも気づかずに、そのまま最新式のトイレにリフォームしてしまうと問題が発生してしまいます。それは最新式のトイレは節水タイプのものが多いので、水の使用量が少ないために少しずつ排水管内に汚物が溜まっていき、溜まった汚物によって排水管内で発生した匂いがトイレの室内まで上がってきてしまうのです。

簡単な対処法1

トイレの排水管とバスルームやキッチンの排水管が繋がっている場合、他の箇所で発生した湯気とトイレの悪臭が混ざってトイレの室内へと流れてきます。この湯気と悪臭が混ざったものがトイレの壁紙に付着すると、匂いが染みつくだけではなくカビが発生する場合もあります。

そのためカビの発生も併せて予防するには、換気扇を回すかトイレの窓を開けてよく換気をすることが必要です。しっかりと換気をすることで、匂いが壁紙などに付着するのも防ぐことが出来ます。トイレ用の芳香剤などを置いて対策をする人も多いかもしれませんが、排水管から上がってくる便や尿の臭いを芳香剤で和らげるのは困難なため、積極的に換気をしましょう。

簡単な対処法2

換気をしても解決しない場合、排水管の中に汚物が溜まりそこから匂いが発生している可能性があります。そして、節水型トイレの水量では足りないので、ペットボトルやじょうろなどを使って追加で水を流しましょう。追加の水を流すことで匂いが発生しなくなるのであれば、溜まっていた汚物が流れていったということになります。

簡単な対処法3

悪臭が上がってくる場所として、トイレの床の点検口も挙げられます。ここは排水管の清掃や点検をするための場所なのですが、点検口の中心にあるネジが緩んでいてそのすき間から匂いが漏れている可能性があります。その場合は、緩んだネジを締めることで匂いは上がってこなくなります。

ただし、床と点検口の間にすき間がある場合はネジを締めただけではすき間は塞がらないので、施工業者に対応を依頼する必要があります。また、ネジつながりで言うと便器を止めているネジが緩んでいてその隙間から匂いが漏れていることもあります。

その場合も先程と同様に、ネジを締めることで匂いはしなくなるでしょう。

どうしても解決しなければ追加工事が必要

たびたび追加の水を流さなくてはいけない、換気や追加の水やネジの締め直しでも解決しないということであれば、追加工事を行って根本的な解決をするしかありません。そして、根本的な原因がどこにあるのかを見極めるために、便器を取り外してチェックしてもらいましょう。

恐らく今回紹介した工事ミスのいずれかに当てはまる可能性が高いため、修理や部品交換などで対応できるでしょう。