トイレリフォームの具体的な流れ

トイレが古くなってきた、和式トイレを最新のウォシュレットタイプに変えたい、そんな悩みを解決するのがトイレリフォームです。

古い設備を一新すれば、トイレルームの快適さがぐっと向上します。業者選びから見積もり、そして施工までトイレリフォームの具体的な流れをまとめました。リフォームで理想のトイレ空間を実現しましょう。

リフォームの方向性を決める

トイレリフォームと一言にいっても、その内容はごく簡単なものから大規模な工事まで、様々となっています。例えば通常の洋式便座をウォシュレットタイプへリフォームしたいという場合、既存の便座をそのまま活用して洗浄機能付き便座を取り付ける、といった方法も可能です。

こうした簡単なリフォームをする場合、ほんの1~2時間程度で工事が終わることも珍しくありません。和式のトイレを洋式に変更したり、トイレルームの内装を変える場合には、より規模の大きな施工が必要となります。どの程度リフォームをしたいのか、どんな機能が必要なのかという部分を決定した上で、リフォーム業者に相談を行いましょう。

リフォーム業者を選ぶ

リフォームの方向性がはっきりと決まったら、次は業者選びです。トイレリフォームを行う業者は数多く存在していますので、どこを選べば良いのかわからない、と迷ってしまう方は多いでしょう。業者を選ぶ際にチェックしたいポイントとして、まず対応しているリフォーム内容が挙げられます。

小規模な工事に特化している、あるいは規模にかかわらず様々なリフォームを行っているなど、業者によって特徴は様々です。希望しているリフォームの規模に対応しているところを選びましょう。初めてリフォームを依頼するのなら、事前に費用相場をチェックしておくと安心です。

安すぎる、あるいは高額すぎるなど相場からあまりにも離れた価格を提示している業者は、避けたほうが無難かもしれません。ある程度業者の絞り込みを行ったら、次はリフォームの見積もりを依頼してみましょう。複数の業者から見積もりを受け取り、費用を比較してから選定を行うのも一つの手です。

可能ならショールームの見学を

トイレそのものの交換や、トイレルームのリフォームを行うのなら、契約前に一度ショールームを見学してみると良いでしょう。大手のリフォーム会社は、無料で見学できるトイレリフォームのショールームを用意している場合があります。

実際の設備を目で見て確認して、リフォームのイメージを固めておけば、理想通りの施工結果を得ることができるでしょう。

料金の見積もりと契約

業者を選定し、実際に申込みを行う段階になったら、リフォーム業者による現地調査と具体的な見積もりが行われます。

具体的なリフォーム内容について相談し、施工プランや費用を確認した後に契約を行うという流れです。

契約を行う前に、予算やリフォームのこだわりポイントについてしっかりと相談しておく必要があります。わからない点や納得できない点があれば、積極的に質問をしていきましょう。通常、ここまでの段階では費用が発生することはありませんので、納得できない点があれば業者を変更することも可能となります。

じっくりと話し合い、満足できる施工プランを提示してもらってから、契約へと進みましょう。

着工前の養生

契約が済んだら、いよいよリフォームの着工です。ただし施工内容によっては、資材の発注等が行われるため、契約後実際に着工がスタートするまでに1~2週間ほどかかる場合があります。施工内容によってスケジュールが変わってきますので、業者側にしっかり確認しておきましょう。

施工当日には、まず最初にトイレルーム内やその周辺について、養生が行われます。施工によって室内の壁や床に傷がつかないよう、事前に保護を行うのです。養生ボードを敷いて壁や床を保護したら、次は古いトイレの解体工事に移ります。


古いトイレ設備の解体

解体工事では、リフォームの対象となる便器や床材、壁材などの撤去が行われます。上下水管が老朽化している場は、同時に配管の交換を行うこともあるでしょう。古い設備を取り外し、配管等のチェックが完了したら次は実際のリフォーム工事が始まります。

クロスや床材の張替え

トイレルーム全体の改装を行う場合、便器の交換よりも先にクロスや床の張替えをするのが一般です。トイレルーム内のクロスや床には、目に見えない汚れや臭いの原因が付着していることも多くあります。丁寧に掃除をしているのに臭いが取れない、そんな場合は床と壁が原因となっているのかもしれません。

トイレリフォームをするなら、クロスや床材の張替えについても検討をしておくと良いでしょう。

新しいトイレ設備の設置

撤去や張替えが終わった後、新しい便器やタンク、そして便座の取り付けが行われます。トイレ設置後配管の接続を行い、入念にチェックをして問題がなければ基本的な施工の完了です。その後依頼したオプション内容に応じて、リモコンや紙巻器、タオル掛け等備品の取り付けが行われます。

養生の取り外しや後片付けをした後、最終チェックをしてリフォーム終了です。

トイレリフォームにかかる期間

トイレリフォームの施工に必要な期間は、リフォーム内容によって大きく異なります。便座部分を交換するだけの工事なら、一日の内に完了するのが一般的です。和式トイレを洋式に変える場合、トイレルームの状況によっては3日ほどの期間が必要となることもあるでしょう。

大がかりなリフォームをする場合は、電気工事や配管工事等も必要となってきます。各種工事を合わせて施工する場合、最大で5日ほどの期間が必要となるかもしれません。施工が始まってから慌てることがないよう、ある程度余裕を持って見ておいた方が良いでしょう。

リフォーム中はトイレを使えない?

トイレをリフォームするとなると、気になるのは施工中のトイレ利用です。養生が終わった後、本格的な施工がスタートしてしまうと、トイレを使用することはできません。簡単な工事であれば数時間程度で終わりますが、数日かかるような大規模工事の場合、トイレが使えないと大変不便でしょう。

自宅内にトイレが二箇所以上ある場合は問題ありませんが、一つしかない場合は何かしらの対処が必要です。こうした場合の対処方法として、仮設トイレの利用が挙げられます。仮設トイレは業者に依頼をすれば用意してもらうことができますが、通常無料ではありません。

レンタル料と撤去手数料等が発生しますので、リフォーム前に具体的な料金を確認しておきましょう。